〖まちづくり調査特別委員会 視察報告〗高松市と姫路市の先進事例に学ぶ

皆様、こんにちは。高知市議会議員の藤木真由美です。
この度、「まちづくり調査特別委員会」の委員として、香川県高松市と兵庫県姫路市を視察してまいりました。今回のブログでは、その学びを皆様にご報告させていただきます。

高松市:サンポート高松地区のまちづくりとプロムナード化

最初の視察先は、香川県高松市です。
高松市では、サンポート高松地区のまちづくりと、高松中心市街地のプロムナード化について学びました。

高知市議会議員 藤木真由美 視察

人が歩き、滞在したくなる空間づくり

サンポート高松地区では、県立アリーナや駅ビル、大学、ホテルなど、さまざまな施設整備が進められています。その中で印象的だったのは、それぞれの拠点をただ整備するだけでなく、歩いて回遊できるようにつなぎ、人が滞在したくなる空間をつくろうとしていることです。

車中心ではなく、人中心のまちへ。その考え方は、高知市のまちづくりを考える上でも大変参考になるものでした。また、計画を進めるにあたって伺った「住民との合意を大切にした」という言葉も深く胸に刻まれています。まちづくりは、建物や道路を整備すれば終わりではなく、そこで暮らす人たちの理解と納得があってこそ前に進むものなのでしょう。

実際に現地を歩いてみると、海辺の美しい景観や駅周辺の整備状況から、高松のまちの大きな魅力と可能性が伝わってきます。それと同時に、単なる施設整備にとどまらず、人が歩きたくなる動線や休憩できる場所、案内の工夫などがいかに大切であるかということも実感しました。

姫路市:ウォーカブル推進計画に学ぶ

視察2日目は、兵庫県姫路市にて、姫路市ウォーカブル推進計画について学びました。

暮らしの質を高めるウォーカブルなまちづくり

印象的だったのは、ウォーカブルを単なる「歩きやすい道路整備」としてではなく、市民の暮らしの質を高めるまちづくりとして位置づけていることです。

歩くだけでなく、立ち寄れる場所があり、滞在でき、交流が生まれる。そんな空間をつくることで、にぎわいやまちの魅力を高めようとしている点が、とても参考になりました。

また、最初から大きく変えるのではなく、短期・中期・長期と段階的に進めていく考え方も現実的で、地方都市にとって学ぶ点が多いと感じました。

ベンチや滞在空間、沿道活用、民地活用など、歩いた先に「居場所」があることの大切さを改めて実感しました。

視察を終えて

今回の高松市と姫路市の視察では、それぞれの都市が地域の特性を活かしながら、人中心のまちづくりを進めていることを学ばせていただきました。

施設や道路を整備するだけではなく、人が歩きたくなる動線、立ち寄りたくなる場所、安心して滞在できる空間。

その一つひとつが、これからのまちづくりには欠かせない視点であると感じました。

高知市でも、中心市街地のにぎわいや回遊性を高めるうえで、単なる整備ではなく、歩いて過ごしたくなる、居心地のよい空間づくりが大切だと思います。そして、市民の皆様の声を大切にしながら、暮らしやすく、歩いて楽しいまちづくりをどのように進めていくのか。今回の視察は、そのための多くのヒントを得る貴重な機会となりました。

今回いただいた多くの学びを、今後の高知市のまちづくりにしっかり生かしていきたいと思います。

引き続き、皆様のご意見を伺いながら、より良い高知市を目指して活動してまいります。