第510回(令和6年12月)市議会定例会
皆さま、こんにちは。高知市議会議員の藤木真由美です。
12月4日、高知市議会12月定例会が開会いたしました。
今定例会では、市長からは、国の経済対策や本市の厳しい財政見通し、消防広域化、新県民体育館の再整備案など、多岐にわたる説明がありました。なかでも今回、最大の焦点となっているのが、県が示した「新県民体育館の再整備案」です。

子どもたちの居場所、教育環境への影響
県は、現在の敷地だけでは十分な機能を発揮できないとして、隣接する「旧南消防署跡地」と「青年センターのグラウンド」を全面的に活用する案を提示し、本市に協力を求めています。
しかし、このグラウンドは、単なる広場ではありません。子どもたちにとって、かけがえのない大切な場所です。
- 青少年スポーツの拠点として
- 不登校支援「みらい」の活動の場として
- 来年4月開設「学びの多様化学校」**の学習環境として
非常に重要な役割を担っています。
市長が示した「容認」の方針
市長の説明では、県側から以下の配慮内容が示されました。
- 教育研究所や多様化学校の児童生徒が優先利用できる「人工芝スペース」の整備
- 屋内運動が可能な「サブアリーナ」の設置
- 夜間スポーツへの配慮(照明整備など)
- プール機能の維持・改善に向けた新たな提案
これらの提案により「教育への影響は回避される」との判断から、市はグラウンドの全面使用を容認する方針を示しました。
現場の視点から、徹底した検証を
しかし、方針が示されたからといって、すべてが解決したわけではありません。実際に現場で活動する方々や、子どもたちの目線に立ったとき、まだまだ多くの疑問や不安が残ります。
- 子どもたちの活動は、本当に今の質を維持して守られるのか?
- 青少年スポーツの機会が損なわれることはないか?
- 代替施設は、子どもたちにとって本当に「十分な場所」なのか?
- 市民プールの再整備は、確実に進められるのか?
このように、議会として厳しくチェックし、検証すべき課題が山積しています。
おわりに
この問題は、市民の皆さまの生活や、これからの高知を担う子どもたちの教育・スポーツ環境に直結するものです。
会期は12月23日までとなります。
「ハコモノ」の整備を優先するあまり、大切なソフト面(教育や活動)が犠牲になることがないよう、市民の皆さまの声をしっかりと受け止め、丁寧な議論と審議を尽くしてまいります。

