第507回(令和7年3月)市議会定例会
高知市議会、3月定例会(第507回)が、3月4日から3月26日までの23日間の会期で開催されました。
令和7年度一般会計当初予算と議案審議について
今回の定例会では、令和7年度高知市一般会計当初予算(総額1640億円)をはじめ、令和6年度補正予算や条例議案など、計78件の議案が審議されました。これらの議案はすべて原案通り可決されました。
特に、私たち日本共産党高知市議団が要望した以下の内容が予算に反映されました。
- 学校施設の安全対策:児童・生徒が安心して学べる環境を整備するための増額。
- 住宅耐震化対策:災害に強いまちづくりを推進するための予算増額。
これらは市民生活の安全・安心を守る重要な施策であり、私たちはこの予算案に賛成しました。
国民健康保険料据え置きについて
国民健康保険予算では、市が保有する国保運営基金を活用することで、保険料率が据え置かれることとなりました。これは市民の負担軽減につながるものであり、私たちはこの予算にも賛成しました。
意見書提出とその結果
定例会では、私たち共産党市議団が提出した「米の高騰対策と安定供給を求める意見書」についても審議が行われました。この意見書は、米価高騰による市民生活への影響を緩和し、安定供給を求める内容でしたが、賛成14票、反対19票で否決されました。非常に残念な結果ではありますが、市民の声を引き続き届けてまいります。
その他の議論内容
3月定例会では、市政全般にわたる質疑応答も行われました。代表質問4名、個人質問13名の議員が登壇し、以下のようなテーマについて活発な議論が交わされました。
- 財政運営
- 防災対策
- 健康福祉行政
- 環境行政
- 商工観光行政
- 農林水産行政
- 教育行政
これら多岐にわたる質問や提案を通じて、市民生活向上に向けた取り組みが進められています。
今後も市民の皆さまの声を反映しながら、高知市政の発展に尽力してまいります。
ご意見やご要望がございましたら、お気軽にお寄せください。
